横浜|東急東横線・大倉山駅〜綱島駅を散歩しました

今回は、東急東横線・大倉山〜綱島駅までのお散歩コースを撮り歩いてみました。線路沿いでは頑張って東横線が来るのを待ってから写真を撮っています。えらいです。

目次

横浜に住んでいます

2024年から横浜市に住んでいます。札幌の大倉山ジャンプ台も有名ですが、関東地方で「大倉山」というと港北区の方を指します。大倉山は東急東横線が通っており、同じ東急の目黒線・大岡山駅とよく間違えられます。大岡山は旧東京工業大学である東京科学大学(Science Tokyo)があるので、あちらのほうが有名です。

大倉山は渋谷駅へ23分、横浜駅へ10分、新横浜駅へ10分という便利な立地ながら、緑豊かな素晴らしい町です。駅を挟んだ二つの商店街、エルム通りとレモンロードは賑やかで明るく、平和で素敵なところです。道が狭すぎたり渋滞がひどかったりしますが、歩いて暮らす分には困らなさそうな印象です。

大倉山と綱島

綱島駅も大倉山駅と同じく、東急東横線の駅です。大倉山駅と綱島駅は2kmほど離れており、途中駅はないです。京王や小田急と比較して東急は駅感距離が長い傾向にありますが、この区間も例外ではありません。

大倉山駅は港北区役所の最寄駅であり、鶴見区方面へのバスが発着します。一方、綱島駅は鶴見区を網羅するバスの一大拠点となっています。そのため、両駅とも利用客は多いです。

また、東急新横浜線が大倉山駅の真下を通過しており、駅設置の話があったそうです。しかし、地盤が弱いからか、あるいは駅の用地を確保できなかったからか、東急新横浜線には大倉山駅は設置されませんでした。

神奈川県内の東横線沿線は、日吉や菊名〜白楽の丘、高島山を除いて概ね地盤が悪いです(新丸子〜武蔵小杉が最も有名でしょうか)。大倉山も例外ではなく、大倉山駅から南側および北側の樽町周辺は鶴見川の氾濫地で、地盤はゆるいです。

しかし、駅北側にそびえる二つの丘、大曽根台(駅西側)と大曽根〜大倉山一丁目(駅東側)はなかなかの高台で、強固な地盤です。そのためか、両者は豪奢な邸宅街となっています。

有名な大倉山ヒルタウンも東側の丘の上に建っています。なお、東側の丘は東海道新幹線の大倉山トンネルがトンネルにしては浅い土被りで貫いています。

綱島も同様で、綱島の由来となったであろう、かつて島だった綱島台を除いて地盤は悪いです。

大倉山〜綱島のお散歩コース

大倉山から綱島へ向かうには、大曽根商店街を抜けるか、大曽根台の丘を越えるかの2パターンがあります。駅東側のファミリーマートがある道を北へまっすぐ行って大曽根商店街を通ると楽ですが、風景が素晴らしいのは大曽根台を越えるルートなので、お散歩コースは大曽根台経由です。ちょうど、奥に見えるベージュのマンションのあたりが大曽根台です。

写真右側のアイボリーの建築は「テラコーヒー大倉山店」。有名な焙煎コーヒー店だそうで、並んでいるところをよく目にします。また、左側の建築は大倉山駅のホームです。

ここが駅東側のファミリーマートがある道です。歩道が無いゆえに歩行者天国と化していることが多いですが、しばしば車に蹴散らされます。通り沿いには「つばき駅前保育園」があります。

最近、下り線がロングレール化されました。静かになると思いきや高周波な音に変化して、より列車の通過がわかりやすい感じになっていましたね。

ファミマの道沿いに、東側に尾道を思わせるエグめの階段があります。ずっと気になっていたので登ってみましたが、なかなかの高さと素晴らしい眺めです。大倉山記念館が見えていますね。こうやってみると本当に「大倉さんの研究所がある山」ですね。

さらに奥に行くと大きめの邸宅が並び、横浜らしい風景になります。相当狭い道ですが、ピックアップトラックがいて驚きました。歩道くらいの広さしかない道を通ってこないと駐車できないので、すさまじいドライビングテクニックです。

寄り道を終了し、ファミリーマートの奥の跨線橋を渡って東横線の西側に回り込みます。右手のマンションは「ドレッセ大倉山」。この界隈では珍しい大規模なマンションです。

風景が素晴らしいところは、ほとんど例外なく起伏に富んでいます。大曽根台も例外ではなく、なかなかの坂を登る必要があります。

この先には大倉山公園があり、大倉邦彦氏が設立した「大倉精神文化研究所(現・大倉山記念館)」があります。

もともとは「太尾」という地名でしたが、大倉精神文化研究所の建設に伴って東京横浜電鉄(現・東横線)が太尾駅から大倉山駅に改称し、2007年に住所も大倉山となりました。いまの大倉山公園・梅林の観光開発も改称目的のひとつだったようです。

縄文時代には海岸線が大倉山駅の辺りまで達しており、大倉山公園の山が岬のように海へ突き出していました。その形が動物の太い尾のように見えたことから、太尾と名付けられたといわれています。

なお、今歩いているのは大曽根台という地名です。余談ですが、名古屋の「大曽根」は「おおぞね」で、大倉山の「大曽根(台)」は「おおそね」であり、濁りません。

北へ伸びる道からは新綱島のタワマンが見えます。

大きい邸宅に混じって、アパートメントやマンションが建っています。道は一部だけ広いですが、大部分は狭小です。

駅まで車で向かうには、結構なドライビングテクニックが求められると思います。日常がS字クランクのはずです。

SUBARU XVの下からタヌキが出てきたと思ったら、デカい猫ちゃんでした。色と尻尾がタヌキそっくりでした。私は大倉山に引っ越してから、2回タヌキを見ています。1回目はドレッセ大倉山のアプローチ、2回目は大曽根商店街です。

階段を降りると地名は大曽根となり、東横線のガードをくぐって線路の東側に戻ると、大曽根商店街に合流します。橋桁の意匠がかわいらしいですね。
青空に東急の赤色が映えます。東横線の車両はこれが一番かわいくて好きです。

有名なお肉屋さんである「肉のヤマザキ」がここ、大曽根商店街にあります。メンチカツが美味しいらしいですが、まだ一度も行ったことがありません。

大曽根商店街の中心であるかのような存在感のあるこの建物は、銭湯「太平館」。まだ一度も行ったことがありません。日々のお風呂はジムで済ませてしまい、たまの銭湯は菊名の「福美湯」に行ってしまうからですね。菊名は定期券が使えますから。

大曽根商店街と建物を挟んで並行していた道路と合流します。ここには、港北区のコンツェルン・木村商事グループ(KSG)が経営するマンションがあります。

“飲食店経営、ホテル経営、不動産業、ドレッシング販売などの事業を営んでいる。「心から(K) 親切に(S) 頑張ります(G)」をモットーに掲げている。”(Wikipediaより引用)。ドレッシング販売が気になりますね…

重森商事とホワイト急便(クリーニング屋さん)の間に一本の道があり、左折することができます。道路の先にはとんでもなく小さいガードがあり、なんと最大1.8m以下です。

車両は自転車、バイク以外はお断り、米津玄師は屈まないと通れません。みなとみらい線のを撮影してみましたが、Leica Q3のメカシャッター最速の1/2000秒でもブレました。1/8000のメカシャッターが使えるカメラでリベンジします。

東横線はダイヤに余裕がない各駅停車と急行はかなり飛ばして走り(100〜110km)、余裕がある特急はゆっくり走りますから、特急を狙って撮ってみようと思います。

ホワイト急便から150mほど歩くと、鶴見川の堤防に出ます。左のファミマは1Fに広大なイートインスペースがあるので、散歩のラストスパートでしんどくなったらファミチキを買って座ってください。

鶴見川の向こうには綱島のマンション群や、新綱島駅直結のタワマンが見えます。なお、ホワイト急便のあたりから住所は「樽町」に変わっています。また、樽町まではベージュに青いラインの横浜市営バスがメインに走りますが、綱島駅側はウルトラマンカラーの東急バスのテリトリーとなります。

樽町は、戦前に「東京の奥座敷」として栄えた綱島温泉のなかで最初に温泉街ができた地区です。当時は駅名も「綱島温泉」でした。駅周辺にも温泉街が広がりましたが、戦時下で衰退して駅名が「綱島」になります。
戦後は総合レジャーセンター「行楽園」が開業して再びの賑わいを見せますが、箱根や伊豆に地位を奪われてベッドタウン化します。

最後の綱島温泉「東京園」は2015年に閉館し、跡地に新綱島駅が造られました。なお、2016年に「綱島源泉 湯けむりの庄」がオープンしています。私は日吉の大学に通っていたので、在学中に時々行っていました。湯けむりでは、いまでも綱島温泉の「黒湯」に入ることができます。

綱島付近の鶴見川は、少々の風ならば凪です。本日は非常に風が強く、さすがの鶴見川にも波が立っていますね。関東の冬特有のカッサカサの大地と、澄み渡りすぎている空が最高に綺麗です。

土手は線路が近いので、絶好のトレインビュースポット。いろんな車両が来るから楽しいでしょうね。これは東京メトロの17000系。見た目がマジで栗で、かわいいです。

土手を降りて少し歩くと綱島駅前です。東横線あるあるですが、駅前がとんでもなく狭いです。名古屋だったら一車線であろう道幅の道路を無理やり相互通行にし、恐ろしいことにフルサイズのバスが鈴なりに走っています。

駅の東側には鶴見区や新羽駅方面のバスターミナルがありますが、狭すぎるのでバスが頑張ってバック駐車しています。駐車はさすがに危ないので誘導員がいます。怖すぎるので、早く新綱島に集約した方がいいと思ってしまいます。

散歩の締めは、横浜七福神・布袋尊の「東照寺」。早咲きの梅、「寒紅梅」が咲いていました。

春が順調に近づいていますね。

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この記事を書いた人

横浜市在住のエンジニア。1998年生まれ、26歳です。カメラを片手に25カ国を旅してきました。遠い地の生活を垣間見ることが私の旅のテーマです。

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