Laice Q3を片手に神楽坂を歩いてきました(Ordinary Snaps #4)

2020年に飯田橋駅が西側へ移転し、かつて中央本線に存在した「牛込駅」と呼んだほうが良い立地になりました。移転に伴い、神楽坂のふもとの牛込見附がある西口までの長い通路を歩く必要はなくなったわけです。

飯田橋駅の西口から北に進むと、神楽坂のふもとです。

景観に配慮して、セブンイレブンが茶色いです。

大阪のラーメン屋さん、「座銀」でお昼ご飯。上品な味でとても良かったです。ズミルックス 28mm F1.7の写りに驚いた一枚です。暗めの店内にもかかわらず、玉子とスープの描写がすごい…!

石畳の路地に老舗の料亭が並ぶ兵庫横丁。神楽坂というと、この通りを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。気づかずに通り過ぎる方が多いのも納得の路地です。

梅が咲き始めていました。28mmという広角でも背景が綺麗にボケて、立体感が気持ちいいですね。

良い光が当たっているものにカメラを向ければ、レンズが作品を作ってくれます。

大きな材木屋さんがありました。都心にもまだ残っていたのですね。ずっと変わらないでほしいです。

路地を出れば現代の建築があります。このコントラストが神楽坂の素敵なところです。

神楽坂のシンボル赤城神社と、珈琲フォンテーヌ。珈琲フォンテーヌは創業1967年。まもなく60周年を迎えようとしています。高齢の店主がひたむきに営業されている名店です。この日はお腹いっぱいで行きませんでしたが、お腹を空かせてまた来たいと思います。

山の手だけれど、下町のような落ち着きもあります。しかし、起伏に富んだ地形がこの地を山の手だと認識させてくれます。

再開発、商店街、路地、高級住宅街。なんでもあるのが神楽坂。

ちょっと疲れたので、白銀公園と神田川の間にある「Arbor Coffee」で一服しました。深緑のファサードが印象的なエクステリアです。手作りのチョコレートチャンクスコーンと、カフェラテをいただきました。2022年にオープンしたばかりですが、常連の方が絶えずテイクアウトで買いに来ていたり、店内でゆっくりされたりしていて、地域のカフェとして息づいているのを感じました。

とても落ち着いていて、居心地の良い空間でした。一度座ったら腰が上がりません。

飯田橋駅に戻ってきました。カラッと晴れ、とても寒い一日でした。2024年に感じる最後の冬らしい陽気だったと思います。Leica Q3は使っていてとても楽しいカメラです。28mmという焦点距離に苦手意識を持っていましたが、ズミルックスを名乗る28mmは話が別でした。レンズが作品を作り上げてくれる28mm。iPhoneのカメラとはまた違った世界を見せてくれます。

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この記事を書いた人

東京都在住のエンジニア。1998年生まれ、25歳です。カメラを片手に20カ国を旅してきました。遠い地の生活を垣間見ることが私の旅のテーマです。

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