2025年1月、JR東海所属のドクターイエローT4編成が引退するそうです。新幹線の”お医者さん”として親しまれ、多くの人々を魅了してきた車両です。
先日、田園調布の密蔵院跨線橋で東海道新幹線を撮影しました。この撮影の話を友人のオタクに話したところ、ドクターイエロー撮影に誘われました!

というわけで、ドクターイエローの最後の走りをカメラに収めるため、撮影に行ってきました!
ドクターイエロー引退の理由
ドクターイエローT4編成が引退する理由は、主に以下の3つです。
- 車両の老朽化
T4編成は2001年9月に運用を開始し、約24年間にわたり新幹線の保守点検を担ってきました。しかし、長期間の運行により部品の老朽化が進み、大規模な修繕や部品交換が必要な時期を迎えています。 - 現行ダイヤへの対応が困難
東海道新幹線の運行スピードやダイヤの複雑化に伴い、T4編成の走行性能では現行のダイヤに対応するのが難しくなっています。 - 営業車両での測定が可能になること
最新型のN700Sを活用することで営業車両を使った保守点検が可能になり、専用の検測車両に頼る必要性が低下しました。
これらの理由を踏まえ、T4編成の引退が決定されました。
なお、T4編成は2025年6月より名古屋のリニア・鉄道館で展示される予定です。今後は静態保存車両として、引き続き多くの人に愛される存在となることでしょう。
T4編成の引退と今後の運行状況
まず押さえておきたいのは、今回引退するのはJR東海所属のT4編成です。一方、JR西日本所属の編成はまだ約2年間走る予定。しかし、JR東海管内(東海道新幹線)に入ってくるかは不明なので、今回が見納めとなる可能性もあります。ドクターイエロー好きには大きな節目ですね。
撮影地は横浜市内の某所


今回撮影に選んだのは、横浜市内の品川駅と新横浜駅の間に位置する某スポット。私は友人の車で連れて行っていただきました。本当にありがとう!ネットであまり紹介されていない場所なので(何個か紹介しているサイトはあります)、具体的な場所は秘密にしておきます。行ってみたい方は、私が撮った写真から特定してみてくださいね。
関東らしい冬晴れが広がっており、期待大です!
撮影準備とダイヤ
ドクターイエローは通常の新幹線と異なり、運行ダイヤが公開されていません。しかし、熱心なファンなのか、JR東海関係者なのか、何者かによって通過時刻がネット上に出回っています。この日は東京駅11:51発、品川駅11:59発、新横浜駅12:09着というスケジュールでした。私が選んだ撮影地の通過時刻は12:05ごろと予想されます。
私たちが撮影地に到着したのは、通過予定時刻の約30分前の11:30ごろ。すでに先客が5人ほどいましたが、混雑はなく落ち着いた雰囲気でした。
普通の新幹線を撮って練習する
ドクターイエローが通過するまでに、普通の新幹線で撮影の練習をしました。

最初は横構図で撮影してみました。この構図だと編成全体をきれいに収められます。

新幹線のお顔に架線柱の影が入るとイマイチな感じになるようですね。


一方、縦構図では横浜らしい坂道と冬の澄み渡った青空を取り入れられるため、最終的には縦構図を採用することを決断。背景も含めて、ドクターイエローを引き立てる構図を選びました。
今回はFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS(SEL100400GM)とFE 70-200mm F4 Macro G OSS II(SEL70200G2)の2本を持っていきました。今見返して気づきましたが、SEL100400GMの方がヌケがいい気がしますね。MTFはそれほど差がないのでなぜかと思ったら、Capture OneのプロファイルがSEL70200G2に対応していませんでした。2023年7月発売なのに、、、
しかしながら、撮りたい構図は焦点距離85mmだったので、レンズはSEL70200G2を選択しました(おまけに、AFはこっちの方が速いです)。6100万画素のα7RVでの撮影で、広めに撮ってトリミングすることを想定していた側面もあります。
ついにドクターイエロー通過!
12:00を過ぎると、撮影場所にいる人は徐々に増え、最終的に約15人ほどに。家族連れやたまたま通りかかった人も歩みをとめており、全体的に和やかな雰囲気でした。

ついにドクターイエローが登場。警笛を鳴らしながら颯爽と通過する姿は圧巻!黄色い車体と愛らしい顔つきが目の前を駆け抜ける光景に、撮影地は少々盛り上がっていました。実は私自身、生まれて初めてドクターイエローを見たのですが、その感動は言葉では言い尽くせません。

トリミングで横構図にしても、α7RVならば十分な解像度を得られます。
撮影中に見かけた残念な一幕
和やかな雰囲気の中で、少し残念な場面もありました。自転車に乗った少年が通ろうとした際、10代後半と思われる撮り鉄の男性が「おい自転車!」「江ノ電になるぞ!」と罵声を浴びせていました(”江ノ電自転車ニキ”で検索するとわかると思います)。こうした振る舞いは撮影者全体の印象を悪くするので、ぜひやめてほしいものです。もう手遅れですけどね。
撮影に際しては、「撮らせていただいている」という意識を忘れず、周囲への配慮を大切にしたいですね。
おわりに
ドクターイエローT4編成の引退前に、その勇姿を収めることができた今回の撮影は、大満足の体験でした。一部残念な出来事もありましたが、穏やかな雰囲気の中で楽しい時間を過ごせたことに感謝です。
撮影地や駅構内が混雑するにもかかわらず土曜日の日中に走らせてくれるなど、JR東海の優しさを感じました。
JR西日本所属の編成もまだ走りますが、いつか見られる保証はありません。この機会に、ぜひドクターイエローを目に焼き付けてくださいね!
おまけ

最近はスコーンを焼くことにはまっており、ドクターイエローを撮影したあとは自宅に友人を招いてスコーンパーティを開催しました。味はプレーンとアールグレイの2種類。大量に作った方が美味しいので、最高の出来になったと思います。スコーンのレシピも、追ってブログで紹介しようと思います。
この日は美容院→ドクターイエロー撮影→自宅でスコーンパーティからのピザパ、という充実した土曜日になりました。