東急東横線・東白楽駅から徒歩3分。大通りから一歩入った閑静な道端にある“Coffee and Baked Ura”で朝のコーヒータイムを楽しんでまいりました。
この”Coffee and Baked Ura”は、2018年に日本一のバリスタ(ハンドドリップ)となった深浦哲也さんと、”Ura”の焼き菓子を担当されている深浦理恵さんご夫妻が経営されているカフェです。
“Ura”には以下の3つの意味があるそうです。
- “裏道”にあること
- お二人の苗字に“浦”がつくこと
- そして「浦」という漢字には“波の穏やかな入り江”の意味があること。


“Coffee and Baked Ura”へ行くには、まず東白楽駅の西口を出て大通り(横浜上麻生道路)を渡ります。

「西神奈川二丁目」のバス停の手前で左折し、路地に入ります。

突き当りを右に曲がった先に”Coffee and Baked Ura”があります。木製の飾り窓枠が印象的なファサード。ドアの色とベンチに備え付けられたミニテーブルの色を合わせているのが素敵です。

入口のレジ付近にはメニューと、焼き菓子が所狭しと並んでいました。バナナブレッド、キャロットケーキ、アップルエスプレッソなど、パウンドケーキ系のメニューが豊富でした。他にはミールクッキーやニューヨークチーズケーキがありました。やはり、ドリップコーヒーと相性の良さそうな焼き菓子のラインナップです。どれにしようか結構悩んでしまいました。

豆はシングルオリジンもブレンドもありました。
朝の10:00までに入店したところ¥300のモーニングコーヒーがあったので、そちらをチョイス。モーニングコーヒーの豆は日替わりで、この日は”Ura Blend”でした。お店の名前を冠するブレンドをいただけて嬉しいです。なお、通常のドリップコーヒー(豆を選べる)は¥500です。
注文の方法は、レジでメニューを受け取って先に席を取り、決まったらレジに赴いて注文・支払いをするというものでした。その後着席していると、コーヒーと焼き菓子を席まで持ってきてくださいます。

焼き菓子は「アップルエスプレッソ」を選択しました。ニューヨークチーズケーキと最後まで悩みましたが、滅多に見ないフレーバーだったのでこちらをチョイス。
アップルエスプレッソのケーキはエスプレッソを染み込ませた生地にりんごのコンポートが入っており、アイシングがかかっていました。生地はかなりしっとり。丁寧に作られていることを感じる焼き菓子で、とっても美味しかったです。
ドリップコーヒーの”Ura blend”は中煎り。軽い酸味と爽やかな香りがして、コクもあってとても美味しかったです。アップルエスプレッソケーキとの相性も抜群でした。”Ura blend”のベースはエチオピアだそうです。

オリジナルのドリップバッグも売っています。


店内の内装には古材が使われており、ほどよく時間を重ねた風合いが素敵です。席数は控えめで、テーブル席とカウンター席のあいだにはゆとりがあるため、ベビーカーでも入りやすいと思いました。店主ご自身も子育て中ということもあり、親子で楽しめるよう、キッズメニューも充実していました。
大きな焙煎機が窓際に配置されており、通りからでも「自家焙煎のお店」であることがわかります。店頭にはメニュー表も設置されていて、お店に入る前に雰囲気がわかります。初めてでも利用しやすいと思いました。


コーヒーもお菓子も季節ごとに新しい商品がいただけるそうです。8時から10時までモーニングコーヒーが一杯300円で提供される優しい価格設定も相まって、毎日行きたいと思ったカフェでした。
住所:神奈川県横浜市神奈川区西神奈川3-1-2
Instagram:https://www.instagram.com/coffeeandbakedura/