【マルタ旅行記】ハチミツ色の世界遺産、首都・ヴァレッタを撮り歩く!(地中海4800kmの旅 vol.4)

ローマ・フィウミチーノ空港からおはようございます。

本日はイタリアから南へ飛び、マルタ共和国に向かいます!地中海の中央部、シチリア島とアフリカ大陸の間に浮かぶ5つの島々からなるマルタ共和国。東西冷戦終結の際、ブッシュとゴルバチョフが首脳会談をしたことで有名ですね!(マルタ会談)。小型犬のマルチーズ発祥の地で、マルチーズの名前はマルタに由来してます。

マルタ共和国の面積は東京23区の半分ほど(316km2)で、人口は52万人(宇都宮市、姫路市くらい)と非常に小さな国家で、いわゆるミニ国家の一つです。マルタは1964年までイギリス領だったため、英語が公用語の一つであり、最近では語学留学先として有名です。しかしながら、まだまだマルタを知らない方も多いのではないでしょうか。

前編、後編2回の記事で、マルタ共和国の魅力をたっぷりと伝えられたら幸いです。

この記事の写真はSONY α7 IV(ILCE-7M4)とSONY FE 24-105mm F4 G OSS(SEL24105G)の組み合わせで撮影しています。

目次

マルタへ

ローマから約1時間のフライトでマルタ国際空港に到着しました!飛行機から出た瞬間、ローマとは空気が違う!南国に来たことを感じました!

機体のカラーリングがマルタ共和国らしいですね。国旗の色と、空と海の色でしょうか。

マルタ国際空港からセント・ジュリアンズへ

マルタの首都はヴァレッタですが、マルタの繁華街はセントジュリアンズです。また、セントジュリアンズは語学学校が集まっているエリアで、マルタのなかでも留学生が多く暮らしています。観光地のヴァレッタやスリーマと比べて物価や滞在費が安く、夜も明るくて治安が良いと感じたので、マルタの宿泊される際はセントジュリアンズをおすすめします!
マルタには鉄道が無いので、移動は船、バス、タクシーのいずれかです。今回のお宿があるセント・ジュリアンズへは、空港からバスに乗って20分ほどかかります。

セントジュリアンズに到着しました!ここはスピノーラ湾。マルタの伝統的なボートが係留されていますね。歩道もあり近くにはカフェなども沢山あるので、湾を眺めながら食事を楽しんでいる人々がたくさんいました!リゾートに来た感じがします!

今回泊まったホステルです。カフェスペースやプールもあって、とても素敵な宿でした。荷物を置いて街に繰り出します!

街中にこんなに美しい海が現れると感動します。「マルタストーン」とも呼ばれる蜂蜜色の石灰岩で造られた建築物が海の色と調和していて素敵です。

マルタストーンでできた建築に、「ガラリア」という突き出たカラフルなバルコニーが特徴の家々が建ち並んでいます。初めてマルタを地図で見たとき、どうしてイタリアと別の国家なのかと思いました。街を歩いてみると改めてマルタであることを実感します。マルタの歴史を学べば明らかなんですけどね。

フェリーで首都ヴァレッタへ

セントジュリアンズ、スリーマからヴァレッタへはバスでは20〜30分かかりますが、「スリーマフェリー(Sliema Ferry)」というフェリーでは10分で移動できるのでおすすめです!というのも、セントジュリアンズ、スリーマとヴァレッタは湾を挟んで対岸に位置していて、陸路だとぐるっと迂回する必要があるからです。さらに、フェリーだとマルタの美しい海やヴァレッタの街並みを眺めながら移動できます!

横断歩道を渡るとフェリー乗り場です。

暑すぎるのでマンゴーのジェラートを頂きました。この旅行、ジェラートばっかり食べてますね。

こちらがヴァレッタ行きのフェリー。運賃は大人片道€1.5、往復€2.8です。ちなみに19:30以降は夜間料金になります(片道€1.75、往復€3.3)。逆に?学生証を見せると€1割引かれます!フェリーは概ね30分に1便で、出航の10分前にやってくるスタッフから現金で切符を購入します。この旅で数少ない現金の出番です。

ヴァレッタの街がどんどん近づいてきます。手前にはマルタの伝統的な船舶が連なっていていい雰囲気です。ここの船はマルサシュロックの船舶「ルッツ」とはまた違うみたいです。

ヴァレッタを散策

起伏に飛んだ地形に、碁盤の目状に作られた道から海が覗く風景が素晴らしいです。ガラリアも緑、赤、青などカラフルで見ていて飽きません。

つい縦構図ばかり撮ってしまいます。

「俺の妻を撮ってくれ!」と頼んでくれたレストランの店主の妻。ちょっと照れてました。

到着が少し遅かったので、あっという間に夕暮れです。本当は聖ヨハネ大聖堂に行きたかったのですが、16:00で営業終了していていけませんでした涙。

ヴァレッタでウェディング、素敵です。

アッパー・バラッカ・ガーデンズという、対岸にあるバーグの港を一望できるスポットにやってきました。

思い思いの過ごし方で夕陽を待ちます。私はテイクアウトしたチキンクリスプを食べてました。世界のどこでもマックは美味いです。

夕陽に照らされた、対岸のバーグの港が美しいです。マルタストーンの街並みが壮観。まさに要塞都市。こんな風景は世界でもマルタだけでしょう。

夕陽と一緒にセントジュリアンズに帰りましょう。

この通り、最もヴァレッタらしさがある気がします。左手に夕陽が見えたので、ちょっと寄って行きましょう!

セントジュリアンズの方へ沈む夕陽。すごい綺麗!優しく照らされるヴァレッタの街並みも最高です。

車のCMにありそうな風景を見つけました。

食前酒のアペロールが輝いています。アペロール、美味しいんですけど空腹時に流し込むので結構酔ってしまうんですよね……平気で飲んでる皆さんすごい!実は平気じゃないのかも?

この日はフェリーでスリーマに戻って、軽くサンドイッチをつまんで宿に帰りました。小腹が空いてチキンクリスプ食べたせいで全然お腹空かなくて。夏はちょっと食べただけでずっとお腹いっぱいになってしまいますね。

次の日はコミノ島・ゴゾ島へ行きました

翌日はマルタ屈指のリゾート、コミノ島とゴゾ島へ行きました。凄まじく美しい海と、旧市街と、塩田を見に行きました。本島とはかなり異なる様子のマルタをお届けしたいと思います!お楽しみに!

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この記事を書いた人

東京都在住のエンジニア。1998年生まれ、25歳です。カメラを片手に20カ国を旅してきました。遠い地の生活を垣間見ることが私の旅のテーマです。

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